就活で資格は大事なの?需要がある資格ランキング!
記事作成日:
2023年4月6日
就活において、自分をアピールする方法の一つに資格取得があります。しかし、数ある資格の中からどの資格を取得すれば良いのか、また、取得後どのように活かすのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
今回は、就活生におすすめの需要がある5つの資格について紹介し、就活でのアピールポイントまで解説していきます。
就活で差をつけたい方は必見です!
■需要のある資格とは?
近年、就職市場においては資格保有者の比率が上昇しています。自己PRや差別化に繋がるため、多くの学生や社会人が資格取得に興味を持つようになっているようです。では、どのような資格に需要があり、取得するメリットがあるのでしょうか。
〇資格を取得するメリットとは?
まず、資格取得のメリットについて考えてみましょう。一般的に、資格を取得することで以下のような4つのメリットがあります。
①自己PR力がアップする
資格を持っていることは、自己PRとしてアピールできます。同じ学歴や職歴の人と比較して、資格を持っている方が優遇される傾向があります。
②スキルアップができる
資格試験を受けるためには、それに必要な知識や技能を身につける必要があります。資格試験を受けることで、自分自身のスキルアップが図れます。
③業務での信頼性が高まる
資格を持っていることは、その分野において一定のスキルを持っていることを証明するものとなります。そのため、業務で信頼性を高めることができます。
④キャリアアップに繋がる
一定の資格を持っていることが、昇進や転職に有利に働くこともあります。また、複数の資格を持っていることで、幅広い業務に対応できるため、キャリアアップに繋がることがあります。
〇就活生が重視すべきポイント
就活生が資格取得について考える際には、以下の3つのポイントを重視することが大切です。
①就職先の業界や職種で必要とされる資格
就職希望の業界や職種で必要とされる資格を取得することが求められる場合があります。たとえば、公認会計士や税理士などは、会計事務所や企業の財務部門で働くために必要とされる資格です。志望業界が決まっている方は、事前に調べてみましょう。
②就職後のスキルアップにつながる資格
就職先で活躍するために必要なスキルを身につけるために、資格取得を目指す場合もあります。たとえば、IT業界では、プログラミング言語やデータベースの資格が重要視される場合があります。OB訪問などで社員の方の意見を参考にするのがおすすめです。
③一般的なスキルアップにつながる資格
職種や業界に限定されず、一般的なスキルアップにつながる資格もあります。たとえば、ビジネスマナーや英語力を証明する資格などが該当します。就職後に活用できるスキルを身につけるために取得することができます。
以上のポイントを考慮しながら、就活生は自分自身が目指す就職先や将来のキャリアを見据え、資格取得について考えることが大切です。ただし、資格を取得することが必ずしも就職につながるわけではないため、よく調べて慎重に判断することが重要です。
上記のことを踏まえたうえで、需要のある資格ランキングを見ていきましょう!
第5位 日経TEST(日経経済知力テスト)
〇資格の概要
日経TESTは、日経新聞社が主催する、時事問題に関する知力を測るテストです。日経新聞の記事を読むことで得られる情報や、ビジネスパーソンが知っておくべきビジネス用語、そして社会的なニュースなどが出題されます。全国各地で受験が可能であり、テストの種類によってはオンラインでも受験ができます。
〇平均点と就活生が目指すべき点数
日経TESTの結果は1000点満点の「経済知力スコア」で評価されます。平均点は550点なので、就活生の皆さんは600点以上を目指すことをおすすめします。
〇就活でのアピールポイントは?
日経TESTは、時事問題についての知識を測定するテストです。そのため、試験対策を行えば自然と、面接で聞かれる時事問題対策を体系的に行うことができます。また、社会人として一般的な時事問題を知っていることのアピールにもつながるため、企業からの信頼を勝ち取りやすいでしょう。
第4位 秘書検定
〇資格の概要
秘書検定とは、一般常識やビジネスマナーに関する文部科学省後援の資格試験です。3級、2級、準1級、1級の4つの級があり、それぞれ難易度や内容が異なります。基礎的な文書作成、PC操作、ビジネスマナーなどが試験の範囲に含まれています。試験は、2級までは筆記試験のみ、準1級からは筆記試験と実技試験があります。
〇取得難易度や合格率など
合格率は3級と2級は50%前後、準1級は40%前後、1級は20%前後となっています。2級までであれば、そこまで難易度は高くないといえます。
〇就活でのアピールポイントは?
2級以上を持っているとビジネスの場での最低限のマナーと一般常識が身についていることのアピールができます。また、秘書検定の試験対策で得た知識は面接やOB訪問の際にすぐ活かすことができます。企業とOBに好印象を抱かせましょう。
第3位 マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
〇資格の概要
Microsoft Office Specialist (MOS)は、マイクロソフトオフィス製品のスキルを証明する資格で、日本だけでなく世界でも通用する資格です。WordやExcelのスキルを試されます。
〇取得難易度や合格率など
MOSは合格率が公表されていません。しかし、毎回出題内容が一定していて、模擬試験や練習問題で対策が取りやすいため、取得難易度はそれほど高くありません。
〇就活でのアピールポイントは?
どこの会社でパソコン業務がある現代。企業側もWordやExcelのスキルを持った学生を必要としています。MOSはそのスキルを証明できる資格です。また、MOSで学んだ知識は社会人になってから大いに生きてきます。
第2位 日商簿記
〇資格の概要
日商簿記とは、商業会計の知識と技能を測定するための資格試験です。主に簿記1級から3級までの3段階に分かれ、それぞれの段階に応じた知識や技能を問う問題が出題されます。
〇取得難易度や合格率など
簿記1級は、難易度が高く、実務経験があっても難しいとされています。簿記2級は、簿記の基礎的な知識があれば、比較的取得しやすいとされています。簿記3級は、初心者でも取得可能で、現在は学校教育の中でも学ぶことができるようになっています。合格率は、簿記1級が約20%、簿記2級が約40%、簿記3級が約60%程度です。
〇就活でのアピールポイントは?
簿記の資格を持っていることで、会計や経理に関する基本的な知識や技能があることがアピールできます。また、簿記の知識は企業分析の際にも使えます。IRや経営レポートを読むときに簿記の知識は必須です。
第1位 TOEIC(R) Listening and Reading Test
〇資格の概要
TOEIC(R) Listening and Reading Testは、英語能力を測る世界的な標準テストの一つであり、日本でも広く受験されている資格の一つです。テストはListeningセクションとReadingセクションに分けられます。Listeningセクションでは、日常的な英会話のリスニングやビジネスシーンでの会話を聞いて理解することが求められます。Readingセクションでは、ビジネスシーンで使用される英文書類やメールを読んで理解することが求められます。
〇就活生が目指すべき点数
TOEIC(R) Listening and Reading Testの難易度は、一般的な英語能力テストと比べると比較的易しいとされています。試験時間は約2時間で、点数はListeningセクションとReadingセクションの合計で最高990点です。合格点は設定されておらず、各企業や大学などが独自に設定している場合が多いです。受験前に志望企業のTOEIC基準スコアを確認しておきましょう。
〇就活でのアピールポイントは?
TOEIC(R) Listening and Reading Testは、就職活動において重要な資格の一つです。特に、グローバルなビジネスシーンにおいて、英語力は必須スキルなため、高得点者は企業側から見ても魅力的な人材となります。特に、外資系企業やグローバルな業界を目指す場合は700以上が望ましいです。
■資格を早速活かしてみよう
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■まとめ
以上、就活で需要がある5つの資格についてご紹介しました。それぞれの資格には特徴やアピールポイントがありますが、取得後のキャリアパスや実務での活かし方も重要なポイントです。
また、就活においても資格取得は一つのアピールポイントになりますが、自分自身の魅力を磨くことが最も重要だということも忘れずに!
皆さんも自分に合った資格取得を目指して、将来のキャリアアップにつなげていきましょう!
執筆者プロフィール
知恵蔵(法政大学三年生)。
現Quest.incインターン生。大学一年生のころから長期インターンに参加し、合計4社の長期インターンを経験。しかし、その中にはブラックインターンや得るものが少なかったものも、、、現在は新聞社とbunk運営元Quest.incの2社で楽しくインターン中。自身の実体験をもとにbunkのコンテンツを作成。最近の趣味は散歩、爆音ヘッドホン。